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お礼

 8月、9月とブログの更新が滞っていました。その間、「宝石月夜ばなし」読者の皆様に対し、「病気ではないのか」というようなご心配をおかけし、また皆様より激励のお電話やメールをたくさんいただきました。

 ありがとうございます。

 毎日、ブログの更新を楽しみにされているマニアック?な読者(ファン)がおられるようで、そのことは、非常にうれしく思いますし、励みにもなり、責任を感じます。

 ジュエリーの販売や商売を目的にしていない、ジュエリー業界の情報を主題としているブログが少ないからでしょうか、業界内の読者も多いようです。

 ブログを継続してもしなくても、何の反応もない寂しい状況ではないことがわかり、非常にありがたく感じています。

 時々、不調に陥ることもありますが、出来うる限り頑張って更新に勤めますので、これからも「宝石月夜ばなし」をご贔屓にお願いします。

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安倍首相、所信表明とジュエリーマーケティング

 安倍首相の標榜する「美しい国、日本」。昨日、安倍新総理、所信表明演説がありました。

 安倍総理のキャッチフレーズ「美しい国、日本」と具体的な施策との乖離を感じます。

 近年日本のジュエリーマーケティング、プロモーションと似ています。小泉前総理は、「ワンフレーズ」と揶揄されていましたが、ひとのこころを引き付ける、分かりやすい「言葉」を持っていました。

 プロデューサー、プロモーターとして、小泉前総理のほうが、安倍首相より、一枚も二枚も上手でしょう。

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「ありがとうにダイヤモンドの輝きをそえて」

 日本のジュエリー業界の商品プロモーションには、いつも疑問を感じています。

 もともと、商品企画、商品プロモーションを仕事にしておりましたので、「自分ならこうするのに・・・」と思ってしまうのです。

 「言葉のちから」をもっと感じなければなりません。イメージ戦略だけでは、購買動機に対する具体性が欠けるのです。

 コマーシャルやプロモーションは、買うとき、身につけるとき、贈るときの情景が浮かばなければ意味がないのです。

 「ありがとうにダイヤモンドの輝きをそえて」

 このコピーがすばらしいかどうかは別として、ジュエリーのプロモーションに対し、もっとイメージがわく言葉を選ぶべきですね。

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宝石の輝きは、こころの輝き

 人が生きていくだけのためなら、宝石は必要ではないものでしょう。衣食住が足りていれば、生活には困ることはありません。

 部屋に花を飾ることもなく、いい音楽を聴くこともなくても、日々の生活に支障があるわけではありません。

 生活を維持するには、お金は必要ですね。でも、宝石はいらないですね。資産価値がある宝石なら別ですが。ただ、買った値段より高く売れる宝石などそう滅多にあるものではありません。

 「宝石の価値」って何ですか?

 限りない美しさ?希少性?資産性?

 それよりも、「美しいと思うこころ」「身に着ける楽しさ」「贈る、贈られる喜び」「人との絆」など精神的なもの、良い人間関係を作るためのものにもっとスポットを当てるべきです。

 時代の要請により、宝石そのものの情報開示は大切ですが、一方で、宝石の持っているスピリチュアルな価値をそれ以上にユーザーに提供しなければ、片手落ちになってしまいます。

 宝石の輝きは、こころの輝き。

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情報の透明性

Mister_donut_2   先日、某牛丼チェーンの店先のPOPに、今日の食材の産地について、情報が掲載されていました。例えば、トマトは、○○産、キャベツは、××産・・・など。

 一部のファミレスや居酒屋で、食材の産地の公開をやっているという情報をTVを通して知っていましたが、牛丼チェーンでもやっていましたので、驚きました。牛丼チェーンは、輸入牛肉に対するBSAの問題があり、牛肉の産地公開をしています。その流れで、野菜などの産地情報も公開しているのでしょう。

 アレルギー原材料の情報公開は、モスバーガーが積極的に行っています。先日、ミスタードーナツで「栄養成分&アレルギー原材料情報ガイドブック~第8版~」というカラー刷りのリーフレットを見つけ、一部もらってきました。

Mister_donut02  ジュエリー業界では、まだまだ「宝石の情報公開」がすすんでいません。他の業界の動向を参考にして推進してもらいたいものです。

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CVD(化学気相法)合成ダイヤモンド

合成ダイヤモンドを作る場合、天然ダイヤモンドが地下深くで生成される条件と同じ条件、高温高圧を人工的に作り出す方法以外に、CVD(Chemical Vapor Deposition~化学気相法)があります。

 CVD法は、工業界では、工業用チップの基盤材料として注目されていた技術です。CVD法は、化学気相蒸着法と呼ばれているように、炭素元素を含むガス(水素に少量のメタンを加えたガス)を低圧化で化学反応をおこさせ、基板にダイヤモンドを蒸着させる方法です。

 Gem-PLanetn内「CVD(化学気相法)合成ダイヤモンド」
   http://www.gem-planet.jp/j-dict/cvd-1.html

 「CVD合成ダイヤモンド」
   http://www.gem-planet.jp/new/news/cvd.htm

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メモリアル合成ダイヤモンド

 ダイヤモンド業界で今後問題になるものに「コンフリクト・ダイヤモンド」のほかに、「合成ダイヤモンド」があります。

 合成ダイヤモンドが日本でも本格的に販売が開始されています。

 遺灰から合成ダイヤモンドを作って販売する会社と商品がTVワイドショーで紹介されたのは、2年ほど前でしょうか。

 メモリアルダイヤモンド
   http://www.algordanza.co.jp/diamond.html

 最近、人間、ペットの毛髪、毛のミネラル分を含有した合成ダイヤモンドを販売している会社があります。

  ニューエイジダイヤモンド
   http://www.heart-in-diamond.jp/

 もし、お客様に合成ダイヤモンドのことを聞かれた場合、「天然ダイヤモンド」「合成ダイヤモンド」「人造石」「模造石」の区別は、明確に説明できないと困ります。

 ダイヤモンドの場合、人造石の例は、YAG、キュービックジルコニアなど。模造石の例は、ガラスなどです。

 天然石、人工生産物(合成石、人造石、模造石)の定義は、JJAのHP「宝石の定義及び命名法」
  http://www.jja.ne.jp/gem.pdf

を参照して下さい。

 合成ダイヤモンドについては、「Gem-PLanet」内

      http://www.gem-planet.jp/j-dict/hpht.html

   http://www.gem-planet.jp/new/news/newsweek.html

をご参照下さい。

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「キンバリー・プロセス」

 「Gem-PLanet」アクセス解析によりますと、今月になって「コンフリクト・ダイヤモンド」や「キンバリー・プロセス」のページが多く読まれています。読まれているのは、多分ジュエリー業界の方がほとんどだと思います。「ワールドジュエリーニュース」は一般の人にも公開していますので、業界人だけでなく、ユーザーの方もご覧になっているのではないかと思います。

 コンフリクト・ダイヤモンドは、「キンバリー・プロセス(KP)」証明書と一対で理解していなければなりません。

 Gem-PLanet内 「キンバリープロセス実施にむけて」2003.02.19
   http://www.gem-planet.jp/new/news/kp.html

 を合わせてご覧になって下さい。

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映画「The Blood Diamond」

 7月30日、このブログで問題にしましたレオナルド・デ・カプリオ主演映画「The Blood Diamond」は、1999年、シエラ・レオネでRUF反乱グループが原石ダイヤモンドを搾取し、不法販売による武器の調達を繰り返し、内乱を長期化させた問題がテーマになっています。

 アメリカでは、ジュエリー業界最大の商戦であるクリスマスの時期に映画が公開される予定です。日本の公開は、来春になるそうです。アメリカのほうが事態は深刻のようです。

 この紛争ダイヤモンド、コンフリクト・ダイヤモンドは、現在の流通量からすれば、全体の0.2%に過ぎません。それは、世界のダイヤモンド業界の努力によるものです。

 繰り返しになりますが、私の個人サイト「Gem-PLanet」に下記の記事があります。

 2003.01.17
「知っておきたい、コンフリクトダイアモンドとキンバリープロセス」

http://www.gem-planet.jp/new/news/conflict.html

 できれば、Gem-PLanet topページ、サイト内検索で「コンフリクトダイヤモンド」を入力し、関連記事も読み合わせて下さい。

 ジュエリーの販売に携わる方は、是非お読み下さい。すでに、ジュエリーの展示販売会の売り場で、若い女性から「コンフリクト・フリー」について質問を受けたという情報が入ってきています。

 ジュエリー販売会社の幹部は、売り場の末端に至るまで、この問題に対して分かりやすい解説と対応法を教えておいたほうが懸命です。

 他の業界に比べ情報の共有化がなかなかできていないのが、ジュエリー業界の欠点です。

 売り場でまともに説明できないのが一番致命的になります。

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下降する日本ジュエリー業界

 ブログの更新が滞りがちで申し訳ありません。特に、ジュエリー業界の方より「どこか具合でも悪いのではないか」というご連絡をいただきます。ご心配ありがとうございます。

 さて、ジュエリー業界の市場規模は、昨年、JJAなどの統計上、底を打ったと発表されました。その頃より、まだ底がある、二段底があると思っておりましたが、今年、1月より6月の上半期の売り上げは、昨年対比でマイナス傾向です。一部の企業、小売店では、頑張って売り上げを増やしているようですが、全体の売り上げを上昇傾向に押し上げる確固たる戦略や新商品がないことが一番の問題だと思います。

 強引な展示会商法や読者モデルになりませんかと勧誘しつつジュエリーを売りつけるような商売がやっとなくなりつつあるのが唯一の救いです。

 TVのCMでダイヤモンドジュエリーといえば、いまだに「トリロジー」です。なにもマスメディアだけが宣伝媒体ではありませんが、新しい企画商品が乏しいのが現実です。

 昨年より、業界規模について、ジュエリー業界の方とお話しをするときに、個人的な見解として、このままの状態ですと、あと2割、3割は、落ち込むのではないかと言ってきましたが、今年になって売り上げが芳しくなくなったりして、その予兆がでてきたようです。

 市場シェアーの2割、3割を占めるような大企業がない日本のジュエリー業界では、下降する市場規模を強引に反転させることは非常に難しく、需要とのバランスがとれるところまで業界が縮小することになりそうです。

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