ジュエリービジネスに「ウェブ2.0」的発想を
ジュエリーメーカー・卸業で、東証に上場している企業はわずかです。さらに、年商100億円以上の企業も限られています。
小売店にしてもそうです。大手のナショナルチェーンは、数えるほどで、成長は長い踊り場にとどまっています。
日本のジュエリー産業を支えているのは、本当に零細企業ばかりです。
海外ジュエリーブランドショップを運営しているのは、巨大コングリマリットです。潤沢な資金で「広告」を打ち、ブランドイメージを定着させることが出来ます。
弱者には、弱者の戦略がある。そう思います。多くのジュエリー業者が取り組むべき戦略は、過去のマーケティング理論や大手がやってきた戦略では参考にならないと思っています。
と言って、従来型のマーケティング理論を否定するものではありません。海外ブランドに伍して戦うのであれば、そういう戦略を採るべきです。
私の提案は、資本力のない、主に零細企業が「生き残る」ための戦略です。ひとりや数人でチームを組んで戦う「グリーンベレー」やTVの「スパイ大作戦」映画の「ミッション・インポッシブル」のようなもの。少ない資本と少ない人数で戦う戦略、戦術です。
かく言う私は、30歳よりジュエリー業界で実践してきましたし、これからもそうするでしょう。
「Gem-PLanet」の「Gem-PLanet CLub」や「mixi(ミクシィ)」の「ジュエリー・ソムリエJr]コミュニティで、これから具体的なジュエリービジネスに応用できる「ウェブ2.0」的戦略を展開したいと思っています。
| 固定リンク
「宝石・ジュエリー」カテゴリの記事
- 鍛造と鋳造の違い(2010.02.17)
- 「ジュエリーコーディネーター 2009 44号」(2009.03.25)
- 東京ミネラルショー(2008.12.13)
- 山口遼氏が語る、「ダメなデザイナー、宝石店、商品について」(2008.12.08)
- 大阪で、宝石店専務を車ではね1億円相当のバックを強奪(2008.12.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント