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ジュエリー業界の問題「トップを走るのはイヤ」

 なぜ、ジュエリー業界は、縮小均衡を続けるのか。

 それは、ほとんど会社が、商品戦略、商品開発で常に「トップ」で走りたくないから。

 ペースメーカー(ランナー)がいないマラソンでは、トップ集団がお互い牽制しあってスローペースとなり、総合タイムが上がらない、という結果を生みます。ジュエリー業界では、業界のトップ集団が競い合って商品開発や広報宣伝活動をしないので、業界全体のレベルが上がらなくなっています。競争原理の欠如ですね。

 いままで、デビアス(現DTC)、PGI、WGCにおんぶにだっこだった体質は、いまだに改善されていません。

 売れている商品、海外のブランド商品のモノマネを追いかけているほうが楽だから?荒川静香選手のダイヤモンドピアス安価バージョンをすかさず売ろうとする業界行動は、その典型でしたね。それに、海外ジュエリーの輸入量が増え続けているのも問題ありですね。

 商品開発にさほど力を入れず、二番手、三番手商品を追いかけてばかりでいいのでしょうか。

 一部の会社、ショップでは、それではいけないと反省し、頑張っていますが、まだまだ少数派ですね。

 「そしたら、どうしたらええねん」という読者のツッコミが聞こえます。

 催事用の委託商品をかき集めたり、札付けがほとんどの仕事になってしまった商品部であれば、きっぱり解体し、商品企画・広報戦略チームを立ち上げます。まずは、商品部のスクラップアンドビルド。名ばかりのブランドジュエリーをやめる。有名人(芸能人)デザインやプロジュースジュエリーの廃止・・・などなど。

 上記の改革をやったら、売り上げが激減してしまうと多くの経営幹部は反論するでしょうね・・・。それに、いろんなところで軋轢が生じます。

 でも・・・。5年後、10年後のあなたの会社は大丈夫?

 「改革には痛みが生じます」。小泉政治が好き嫌いは別にして、この言葉は、真理を突いています。

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