日本ジュエリー協会(JJA)が実施しているジュエリーコーディネーター(JC)資格制度の最高位1級の検定試験が昨年あり、117名の受験者のうち、合格者は3名でした。
JC資格は、3級、2級、1級があり、2級を受験するためには、3級に合格していなければなりませんし、1級を受験するには、2級合格者でなければなりません。1級に合格するには、最終口頭試問があり、超難関といえます。
しかし、1級合格者の一般への認知はどれだけあるでしょう。業界誌掲載など内輪で発表があっても、一般紙や雑誌で記事にしてもらえないなら、社会での認知は広まらず、受験者を鼓舞することもできません。小売店の経営者も、従業員にたいして積極的に受験するよう推奨しないでしよう。
仙台インタージェム社長ブログ1月11日付け「JJA理事会と新年賀詞交歓会」に、合格者の写真が掲載されていますが、JJA、JJA-JCのホームページには、結果発表程度の扱いです。
例えば、女性誌にJC試験の広告を出稿するのであれば、タイアップ企画として、1級受験者の「ジュエリーコーディネート・コラム」を掲載してもらえるよう出版社に交渉してはいかがでしょう。「1級合格者がいる店紹介」でもいいですね。
なにも目新しいことではなく、他の業界では当たり前にやられていることですが。
反対意見として、一部の合格者を宣伝することになるのはいかがなものか、などが挙がるでしょうが、資格制度への一般への認知は、「スターを誕生させる」ことだと思います。そのほうが、ニュースソースになるからです。
ほかにも、色々、アイデアはあると思います。積極的な告知活動を期待しています。
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