松下 石油温風機事故の対応
10日から始まった松下電器産業の「お詫びと注意」を呼びかけるCMは、19日まで。10日間に放映するCMの本数は、1万7200本、時間に換算すると77時間におよびます。
石油温風機の事故が発生したのは、今年1月5日。その後、松下が事故を公表したのは、4月20日。その対応は、遅きに失したことは明らかです。
このボーナス商戦期に、主力商品のCMを流すことがなく、この対応に要した費用は、約200億円になり、営業的にはそのとうなマイナスとなりました。
しかし、一番怖いには、ブランドの失墜です。過去、商品の問題に対する中途半端な対応で市場から総スカンを食った企業は、あまたあります。
未回収の14万台のうち、まだ7万台が所有者がわからないとか・・・。これだけ、CMを流し続けたので、消費者にそうとう認知された思います。今後、同じような事故がないことを祈ります。
| 固定リンク
「マーケティング」カテゴリの記事
- ドーナツ戦線に異常あり?(2018.05.18)
- 若者のジュエリー離れに思う(2018.05.17)
- 珈琲道一直線〜こだわりのコーヒー探しの旅〜(2012.05.13)
- Yoshitomo というブランド(2012.04.24)
- 珈琲道一直線(2011.11.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント