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勝ち組 ルイ・ヴィトンの戦略

 2004年度、海外ファッションブランドの法人所得ランクが発表になりました。

 申告所得のトップは、ルイ・ヴィトングループで、93年以降12年連続トップ。2位以下は、エルメスジャポン、ギャップジャパン、ナイキジャパン、アディダスジャパン、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク、グッチグループジャパン、日本ロレックス、リシュモンジャパン、シャネル・・・。

 ルイ・ヴィトンJのCEO秦郷次郎氏は、「百貨店も高級ブランドも二十代の若い女性をターゲットにする時代は終わった。よりマチュア(成熟した)な世代に目を向ける時期にきた。日本の消費者は志向的にも成熟し、ブランドのDNAから外れる商品を見抜いてしまう」と語っています。

 マチュアな世代、ブランドのDNA。これからのブランド戦略にとって重要なキーワードです。

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