ハウス・ウエディング VS エンゲージリング
ウエディング産業は、これから急激に少子化に向かうことで、パイが小さくなり、大変な時代を迎えることになります。ジュエリー業界においても、ギフトアイテムの主力商品であったエンゲージリングの売れ行きがかんばしくありません。
結婚式場は、あの手、この手の企画と工夫で、お客様を呼び込もうとしています。結婚式から披露宴まで同じ式場ですませたり、チャペルで結婚式をした後、ホテルで披露宴というお決まりのパターンから、しゃれたレストランを貸し切って披露宴をしたり、まるで自宅に呼んで披露宴をするような演出のハウス・ウェディングが静かなブームになっています。
エンゲージリングも、お決まりのデザインから、セミ・オーダー、フル・オーダーを提案するショップが増えています。オーダーの場合、デザインの決定から実際の上がりまで充分な説明が必要ですし、デザインのイメージと実際の上がりが一致しなければならず、神経を使います。
限られた結婚資金の中で、エンゲージリング、結婚式、ハネムーンをすませるわけですから、魅力的な提案や価値の提供がなければ、予算を削られるわけです。
ハウス・ウエディングを企画している会社では、ウエディング・コーディネーターの育成に力を入れています。
ウエディング関連企業は、モノ、ハコ、ヒト、提案力の総合力が必要になっています。
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コメント
いえいえ、とんでもないです。的確なアドバイスありがとうございます。
確かに、名称を挙げるのは各企業にいろんな意味で影響がでますから、私のほうの質問が間違っていました。失礼しました。
実際に会社説明会に足を運び、自分の目で見ていろんなことを見て企業研究を今後も行いたいと思います。一日も早く、この業界で働けるよう日々精進しようと思います。
あいがとうございました!
投稿: ビギナー | 2005/08/29 21:24
ビギナーさん、具体的な回答にならなくて、申し訳ありません。
これからの時代、企業の広告戦略、企業のブランド強化に対する姿勢は、成長へのリトマス紙となるのではないでしょうか。
Gem-PLanet で、これからの広告戦略についてのさわりを掲載しました。
http://gem-planet.jp/sp/kashikei.html
ご参考にして下さい。
投稿: 仁醒 | 2005/08/29 11:44
ビギナーさん、コメントありがとうございます。
エンゲージ・マリッジリングの販売に積極的な企業は、一般論として、リクルートの「ゼクシー」に広告を出している企業でしょう。
但し、ゼクシーに掲載されているからといって、これからも成長する企業であるとは言えません。
デビアスDTCが経営戦略の転換とともに、日本での広告宣伝のやりかたを変えてきたように、日本のジュエリー企業もマーケティングを含めた広告戦略の転換をしなければならない時期にきていると思います。
ここで、特定の個別企業を推薦することはできませんが、世の中の動き、企業戦略などを注視していれば、自ずと答えが見えてくるのではないでしょうか。
投稿: 仁醒 | 2005/08/29 02:02
いつも拝見させて頂いてます。私は、現在就職活動中の大学生です。将来的には宝飾業界の職に携わりたいと思い日々、企業研究をしている日々です。
ここで、一点ご意見をお伺いしたいのですが、ウエディングジュエリーの業界や宝飾業界で注目されている企業、多々あると思います。その中でも特に、業界内にて現在、そして将来的にも、注目が集まっている企業をよろしかったら教えて頂けないでしょうか?
投稿: ビギナー | 2005/08/28 23:26