団塊の世代と消費構造
1947年から51年生まれを「団塊の世代」といいます。「2007年問題」とは、この年代層のサラリーマンが大量に定年退職を迎えることによる様々な問題を指します。
団塊の世代は、戦後日本の消費に多大なる影響を及ぼしてきました。社会的、政治的にも同じことが言えると思います。
会社において、重要なポストが抜けることは相当な痛手になります。社内の財務やコンピューターシステムの設計を計画、推進してきた中心的な存在が、団塊の世代です。基本設計、基本システムの全体を把握していますと、様々な問題が発生したとしても、全体を把握しているが故に、問題回避の方法の想像がつきます。
さて、会社を退職した団塊世代の消費は、どこに向かうのでしょう。再就職?、独立?、悠々自適に趣味に生きる?
まず、独立して成功する確立は低いでしょう。そのまま会社に嘱託として残ったり、関連会社に迎えれられるひとも、この景気では、限られていると思います。
退職金をもらって、年金生活、というのが一般的。そうなると、年金問題がまたクローズアップされます。
転機は好機とすれば、ジュエリー業界としては、この団塊の世代層の奥様方に魅力あるジュエリーを提案しなければなりません。
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