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日本ジュエリー産業再生について(2)

 リーディング・カンバニーの有無

 多くの業界では、業界を牽引するリーディング・カンパニーが存在します。シェア20%を占めるような上場企業が新商品、新サービスを次々と発表し、宣伝広告も活発に行います。

 日本のジュエリー業界に、リーディング・カンパニーが存在しないことが、低迷から脱却できない原因という意見は、一理あります。

 しかし、ジュエリー業界は、市場シェアを独占する企業が成り立ち難いのです。川上に位置するデ・ビアスやロシアのアルロサは別格です。日本のジュエリー業界で、それらの企業に伍して対抗するのは不可能でしょう。

 取扱商品の宝石は、鉱山で産出されるものであり、工場で画一的に大量生産できません。素材である金・プラチナ地金もそうですし、いずれも国際価格に左右されます。

 中小企業の集まりである日本のジュエリー業界は、同族会社が多く、企業統合が推進できる環境にありません。そうであれば、DTCのやった「トリロジー」のように、企画による共同販促を推し進める方法が有効です。企画を推進する団体が、JJA(日本ジュエリー協会)に限定する必要はありません。

 色石の国内販売を促進するための有志の団体ができています。以前のように、DTC、PGI、WGCの販促企画に便乗するという戦略はこれからは取れません。

 企画・広報が重要な時代。その潮流の乗り遅れないようにしなければなりません。

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