映画 エメラルド・カウボーイを観た
先日、映画エメラルド・カウボーイを観ました。主人公の早田英志氏が単身コロンビアに移り、ムッソー鉱山の一介のエスメラルデーロ(エメラルド原石取引業者)から身を立て、コロンビアのエメラルド王と呼ばれる人物になる物語です。
コロンビアは、身代金目的の誘拐が多発する地域で、エメラルド鉱山は無法地帯です。その中で生存し出世するのは単たる強運の持ち主であるということで片付けられないことは、この映画を観ればすぐわかることです。
海外のジュエリー事情や宝石の原産地に行ったことのないジュエリー業界人は、是非この映画を観てもらいたいと思います。
メーカーに就職すると工場研修や、会社で取り扱う商品の原産地に行ったりするものですが、日本のジュエリー関連会社に就職しても、なかなか宝石の原産地に行ったり、研磨工場にいく機会がありません。
宝石に対する認識や愛情がなかなか育たないのは、若い時に海外の原産地や工場の現状を見ていないからではないのかと感じているのは私だけでしょうか。
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コメント
soon さん、TB&コメントありがとうございます。ジュエリー関係の会社に勤めていないひとにとって、宝石の原産地なんて行ったことがないでしょうから、この映画はおもしろいのではないでしょうか。
冒険物語、立身出世ストーリーとしても興味深い映画ですね。
投稿: 仁醒 | 2005/03/14 18:35
はじめまして、トラバさせていただきました。
この映画宝石が好きな人にはまた格別に面白いと私も思います。
最も心弾んだシーンが映画の終わりの方鉱山でエメラルドがコロコロと出てきたシーン!(笑)
映画見終わった後にハヤタ氏から粒でも見つかるし、岩についてる状態で見つかったりするんだよと教えてもらって、ちょっと嬉しかったのでした。
投稿: soon | 2005/03/14 10:25