「知縁ネットワーク」の時代
皆さん、こんにちは。「宝石月夜ばなし」の時間です。
青色ダイオード訴訟に代表されるように、ひとりの技術者の発明によって大きく会社が発展したり、ノーベル賞受賞者を出した会社の株や格が上がったりする時代になりました。これからの会社は、社内の「知財」をいかに確保、流出させないかに神経を配ることが必要になります。
また、知恵、ノウハウの共有化という課題が一方で生じます。知識というものは、ネットで調べたり、専門的な知識をどうしても知りたければ、「国会図書館」に行って調べるなどすれば得ることができますが、「知恵」というのは、個人の頭脳で造成、熟成されるものですので、そう簡単に手に入れることが出来ないのです。
「知恵」のやっかいなことはそのことにあります。それを解決するのは、「縁」です。個人的なネットワークは、「知縁」を形成します。それは、しばしば、クローズなネットワークを形成します。誰でもそのネットワークに入れるものではないのです。
インターネットは、非常にオープンなネットワークです。しかし、「フォーラム」はクローズです。さらに会員サイトや会員ネットワークはもっとクローズになっています。
「インターネット」が「陽」とすれば、「知縁ネットワーク」は「陰」です。インターネットには、陰陽が混在しています。拡散しているインターネットの中で、いかに収斂したものを見出すかが、今後のインターネット活用の「要」になると思います。
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