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ジュエラーの能力低下

 日本のジュエラーの能力の低下に歯止めがききません。私がジュエリー業界に入った25年前は、卸業の商品部といえば、ダイヤモンドのメレーのアソート、石合わせ、商品加工出し、上がりチェックなどは、入社して基本中の基本として叩き込まれたものです。

 最近、卸会社に行くと、まともにメレーのシーブ(一定の大きなの穴のあいた金属製の篩(ふるい))が使えていない商品部の若手がいます。自社でシーブにかけることもなければ、加工出しの際、石合わせもせず、留め屋に出している始末です。聞くところによると、留め屋で石合わせをしているらしい。

 海外に出て、ユダヤ人や華僑を相手にダイヤモンドや色石を仕入れる現場に会社の若手を連れていく機会も少ないようです。

 上記のような会社ばかりではありませんが、全体として日本のジュエラーの能力が落ちていることは確かです。これは、バブル期に大量生産で流れ作業でジュエリーを作ってきたツケもありますし、会社の体制にも原因があります。今は、年中展示会ばかりで、商品部といえば、札の付け替えや、販売応援で大忙しという始末です。

 この現状を打破するには、本当の「ジュエラー養成学校」を作るしかありませんか。

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コメント

 ryoさん、GIA GG、ジュエリーコーディネーターなどの資格取得者や宝飾関係専門学校卒業生、ごく一般的な学校卒業生など、所属や学校の垣根を取っ払った横断的な組織(ネットワーク)を作る時期がきていると思います。

 もうすぐ、ブログで発表しますので、お楽しみに。

投稿: 仁醒 | 2008/05/24 22:30

ジュエラーの能力の低下のコラム、まったく同感です!私は山梨の某卸メーカーの商品部にて3年前まで勤務しておりましたが商品部とは名ばかりでした。しかし能力の低下を招いているのはバブル期に良い思いをしてきたオーナー以下幹部クラスに責任があると思います。わたしがいた会社でも厳しい環境なのはわかるのですがやる気のある若い社員を育てるというスタンスが微塵もありませんでした。ルースの買い付けもロットで買うメリットをいくら説明しても注文の入っている数の分だけしか買わせてもらえなかったり、検品とは名ばかりでコストがかかるから梱包だけを行う毎日…。クレーム処理と伝票の打ち込み作業をしている社員を商品部として認識している会社。毎日いる社員が腐って当たり前です。
そんな環境が嫌で私も自分の道を修正し現在ではジュエリーを基礎から学べる作りの会社へ転職しました。
毎日厳しいですが充実しております。
近い将来私と同じような考え方をしてジュエラーに憧れる同士と出会えることを夢見ております。

投稿: ryo | 2008/02/27 15:07

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