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映画「エメラルド・カーボーイ」

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 映画「エメラルド・カーボーイ」が2月5日より
シネ・セゾン渋谷で上映されます。

 世界一のエメラルド王、早田英志のサクセス・ストーリー。

 上記映画紹介サイト「監督紹介」から引用します。

 「1940年10月、埼玉県熊谷市生まれ。東京教育大学農村経済学科卒業。ノースウエスト航空、パンアメリカン航空でラインメカニックとして勤務。30歳前に、中米のコスタリカ国立大学医学部に留学。その後、ラテンアメリカに興味を持ち、現地でレストラン・コーヒー園・不動産業などの経営を経て、エメラルド原石業を始め、現在では、エメラルドの鉱山、輸出会社、千人を擁する警備会社を経営する『コロンビア・エメラルド・センター』の社長である。」

 日本人で、世界のジュエリー業界で活躍しているひとは、余り知られていません。コロンビアのエメラルド鉱山は、ウワサでは、とんでもない危険地帯と聞いてはいましたが、この映画では、そのあたりのことが描かれているのでしょうか。

 ジュエリー業界に従事する人間にとって、必見の映画ではないでしょうか。

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IJT(国際宝飾展)出展者から取材者側に

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 第16回国際宝飾展(IJT2005)は、昨日終了しました。今回のIJTでは、報道(プレス)として始めて参加することが出来ました。IJTには過去数回出展者としてかかわってきたわけですが、今回取材する側になり、新たな発見ができました。レセプション会場で「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の晴れやかな受賞シーンを間近に撮影することができたり、本会場のブースで詳しく説明を聞けたりして、私にとってとても収穫の多かったIJTとなりました。

 神戸のIJKも是非、プレスとして行ってみたいと考えています。

 ところ変われば品変わる、立場変われば見方変わる?と言いましょうか、面白いものですね。ジュエリー業界の問題点もハッキリと認識できました。

 今後は、この成果を踏まえ、情報発信、ネットワーク作りに精進しようと考えています。

 昨日、「Gem-PLanet」本サイトと「宝石月夜ばなし」ブログとの合算で、1日のアクセス数が、「1500」を突破しました。皆さま、ご愛読、ありがとうございます。
 これからも、宜しくご贔屓にお願いします。

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「知縁ネットワーク」の時代

 皆さん、こんにちは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 青色ダイオード訴訟に代表されるように、ひとりの技術者の発明によって大きく会社が発展したり、ノーベル賞受賞者を出した会社の株や格が上がったりする時代になりました。これからの会社は、社内の「知財」をいかに確保、流出させないかに神経を配ることが必要になります。

 また、知恵、ノウハウの共有化という課題が一方で生じます。知識というものは、ネットで調べたり、専門的な知識をどうしても知りたければ、「国会図書館」に行って調べるなどすれば得ることができますが、「知恵」というのは、個人の頭脳で造成、熟成されるものですので、そう簡単に手に入れることが出来ないのです。

 「知恵」のやっかいなことはそのことにあります。それを解決するのは、「縁」です。個人的なネットワークは、「知縁」を形成します。それは、しばしば、クローズなネットワークを形成します。誰でもそのネットワークに入れるものではないのです。

 インターネットは、非常にオープンなネットワークです。しかし、「フォーラム」はクローズです。さらに会員サイトや会員ネットワークはもっとクローズになっています。

 「インターネット」が「陽」とすれば、「知縁ネットワーク」は「陰」です。インターネットには、陰陽が混在しています。拡散しているインターネットの中で、いかに収斂したものを見出すかが、今後のインターネット活用の「要」になると思います。

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トリセツ、マニュアル

 皆さん、こんにちは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 トリセツとは、「取り扱い説明書」のことです。電化製品、PCなどを購入しますと、必ず製品についてきます。最近のトリセツは随分薄くなりましたね。ひとつの原因は、次々に新しい機種が出ますので、「トリセツ」がオンライン・マニュアル化しているからです。

 PCなどは、20年前と比べますと、随分進化していますので、「電源」をポンと入れますと、今すぐ使える?ようになっています。以前は、アプリケーションどうしの相性だとか、インストールの順番だとか、マニアックな知識が必要でした。
 
 今は、Windowsホールインタイプの パソコンを買いますと、普段使うソフトが既にそのPCにインストール済みになっていますので、インターネット環境さえ整えれば、インターネットで情報をゲットしたり、メールのやり取りができます。

 しかし、新しいソフトを買って、実際に活用しようとしますと、この「トリセツ」「マニュアル」と格闘するはめになります。マニュアルに沿って設定しようとしても、マニュアル通りにならないことが往々にしてあります。実際、専門家に聞いてみれば何でもないことなのですが、それが分かっていれば、マニュアルなんかいらないわけでして・・・。

 一端、ツボにはまりますと、オンラインマニュアルを何度も読み直したり、サポートセンターに電話したりして大騒ぎとなります。

 かく言う私も、今、専用サーバの初期設定で毎日、四苦八苦しているのですが・・・。UnixコマンドをTelNetでサーバに打ち込みなんてことを数日やっています。

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IJT トレンドセミナー

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 昨日は、IJT2005 トレンドセミナー「ファッショントレンドから探る仕入れるべきジュエリーアイテム」講師 十河洋美氏(世界文化社「MISS」編集長)を聴講してきました。

 ジュエリーは、女性のモノ。輝くジュエリーには、やはり輝く女性が合うに決まっている・・・のです。

 本会場では、業界仲間といろんな話しをしました。私の業界仲間は、積極的な人間が多いので、話しをしていても面白いのです。皆さん経営幹部ですので、昔のようにお互い簡単に会えない立場にあります。

 不況、混沌としたジュエリー業界であっても、「やる気」と「アイデア」「ネットワーク」さえあればなんとかなるものです。

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IJT 国際宝飾展 長谷川京子さん 可憐に!受賞

2005_ijt_042 全国「ハセキョー」(長谷川京子)ファンの皆さま、お待たせしました。「あやや」の受賞シーンだけで、20代受賞者のハセキョーの日本ジュエリーベストドレッサー賞のシーンがないというファンの怒号のような非難の声が聞こえました。

 では、本サイト「Gem-PLanet」掲載前に、皆さまにお届けします。

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「宝石月夜ばなし」が「週刊ココログ・ガイド」に紹介されます。

 皆さん、こんばんは。
「宝石月夜ばなし」の時間です。

 ココログ事務局様より、昨日メールを頂きました。

宝石月夜ばなし 管理者 様

 はじめまして。ココログ事務局です。

 「週刊ココログ・ガイド」にてあなたのココログを
 ご紹介させていただきますこと、ご報告させていただきます。

 掲載予定日は 2月1日 です。
 「宝石月夜ばなし」
 「http://gem-planet.cocolog-nifty.com/」

 あなたのサイトをより多くのユーザーにご覧いただく
 ご支援をさせていただけたら幸いです。
 これからも、ココログをよろしくお願いいたします。

 ココログ事務局
 cocologstaff@nifty.com
 週刊ココログ・ガイド

 http://guide.cocolog-nifty.com/guide/

 ありがとうございます。

 これからも、ますます、頑張ってジュエリーの「ちょっといい話し」と私の本音トークをブログります。

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IJT 国際宝飾展 松浦亜弥さん ヨロコビー!の受賞

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皆さん、こんにちは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 全国のあやや ファンの皆さま、そしてジュエリー業界のあややファンの皆さま、待ちきれないアナタに送ります。

 日本ジュエリーベストドレッサー賞、10代の部、松浦亜弥さん、喜びの受賞のワンシーンです。

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IJT 国際宝飾展 ジュエリー 大発見

2005_ijt_0352005_ijt_033 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 ブログ掲載写真は、ご愛嬌、イマイチ写真です。(いかに、すごかったか、臨場感がありますでしょ。)

 今日のIJTでは、「ジュエリーとは何か」に対する「ひとつの答え」が出ました。その答えを知ることができるのは、「GPCメンバー」の方に限ります。今年になって、忙しいとはいえ「会員サイト」に新しい情報をアップすることが出来ませんでした。

 会員の皆さま、お待たせしました。明日夕方、「GPC会員サイト」にアクセスして下さい。

 「答えは全てこのなかに・・・」

 ところで、IJTの内容は、去年と大差はなかったようです。ロシアのアルロサのブースが目新しいのですが、今年は、日本市場の「ようす見」と、あとで個別折衝に応じるといった姿勢が見えました。

 変わったことといえば、私の腕に「報道(プレス)」の腕章があったことで、私に対するまわりの見方が変わったことでしょうか。

 「あなたが変われば、まわりが変わる」??

 では、皆さま、今日はさすがに疲れました。Good Night.

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第16回国際宝飾展(IJT 2005) 絵図?

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 昨日、第16回国際宝飾展の事前「会場案内図」が届きました。そこには、「本展の規模は巨大です。(東京ドームの3.3倍)。1日では見きれませんので3日間、4日間のご来場をおすすめします!!」の文字が・・・。

 確かに、全て見てまわろうなんて考えたら、4日間でも足らないぐらい巨大です。案内図を見ていると、巨大な城の「絵図」を見ているようです。初日は、朝一恒例のテープカットや「日本ジュエリーベストドレッサー賞」やレセプションパーティーがありますので、大変な混雑になりそうです。

 会場をぐるぐるぐるぐるすると、へとへとになりますので、事前に「絵図」を見て、見て回るルートを決めましょう。

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2年10組 ビアフラ難民救済募金

 中学校2年のクラスは、「2年10組」でした。そのクラスは、学年で札付きの男子生徒が何故か集まっていました。(私もそのひとり)
 学校内、教員の間では、通称「特殊」学級(いまでは、差別用語なのでしょうか)と呼ばれていました。

 私は反抗期の真っ只中で、勉強に身を入れず、テニスをやっているか、ワル仲間とつるんでろくな事をしていませんでした。現に、停学者が5人ほど出たほどです。

 ある時、ラクビー部のひとりが、「ビアフラで難民が出て、子供達が悲惨なことになっている」と新聞の切り抜きを教室で披露しました。「ひどいことになってんなぁ」とか「ビアフラってどこや」とみんな勝手なことを言ってました。ラクビー部の彼は、何を思ったか「ビアフラ難民募金、やれへんか」と言い出し、その時、何故か異様に盛り上がり、クラス全員で各々自分のお小遣いから「ジャリ銭」を一升瓶に入れ始めました。

 その後、その活動は、他のクラスにも広がり、そうとうなお金になり、代表者が新聞社に持って行きました。私もそれなりの活動をしましたが、それまで、テニスと小説にしか興味がなかったのが、世界の出来事に関心を持つようになったことは大変大きかったと思います。

 その時に「世界」に目覚めたといっても過言ではありません。中東問題など、いまだに理解できないことがたくさんありますが、世界に眼を向けられるようになった「ビアフラ難民募金」は忘れなれない事件でありました。

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(株)JTC社長 桃沢氏セミナー速報

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 24日、午後6時半より、東京GIA JAPAN教室にて、(株)JTC社長 桃沢敏幸氏による新春セミナーを受講しました。内容は、お得意の統計的資料に基づいた世界のダイヤモンド産業の推移と桃沢氏が実際に視察されたカナダ・イエローナイフやロシア・サハ、中国のダイヤモンド鉱山についての詳細なレポートでした。

 今流行りのICレコーダーでばっちり講義は録音してきましたので、詳細レポートは、「Gem-PLanet」でどうぞ。(多分、IJT明けになると思います。なんせ、超過密スケジュールなもんで・・・。)

 最後のマトメで、「スマトラの津波」に例えて、日本ジュエリー業界の方向性に対する指針が示されました。私もこのブロブで同じようなことを書きましたが、世界の情勢を把握すると、どうしても帰結する方向性は同じになってしまうのですね。

 年末、年始にかけて、マトメないといけない課題がいっぱいたまってしまいました。今回のIJTでは、プレスとして参加しますので、会場で私を見かけたら、「声」をかけて下さい。

 そうそう、今日セミナー会場で、こちらは全く面識がないのですが、GG仲間より「いつもサイト見てますよ」と声をかけられました。うれしいもんですね。と同時に、もう「しょうもない」ボケがやりにくい雰囲気でもあり、ストレスがたまりそうです。そいう時は、大阪の友人に電話するに限りますね。おもいっきり、アホなことが言い合えます。(トホホ)

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「水瓶の唄」 作詞・作曲河島英五

 スマトラ沖地震と津波による災害は、ひどいようです。宝石の原産地であるスリランカの惨状をTVで見ることが多い昨今です。

 河島英五さん作詞・作曲の「水瓶の唄」の一節を紹介します。

 運んでくれる乗り物と
 不自由にないお金さえあれば
 どこへでも行けるだろう
 その足を鍛えなくても
 百万冊の書物を読み
 一日中テレビの前にいれば
 どんなことでも知る事ができるだろう
 その部屋に寝ころんだままで
 だけど友よそれで
   それで自由になれたかい?
 だけど友よそれで 
   それで自由になれたかい?

   ・・・・・・・・・・・・・・・

 拳を固く握りしめて 何も持たずに
   生まれてきたのに・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 水瓶の中に欲しいだけの
 水が満ちあふれていれば
 奪い合うこともないだろう

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 水瓶の中の 少しばかりの水を
 分かち合って生きよう

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大阪で「ショーメ」が・・・

 フランス、グランサンク(ヴァンドーム広場に店を構える五大宝飾店)の一角「ショーメ」が大阪の心斎橋にお目見え。(日経、1月22日より)新聞の写真で見る先行販売のピアスとネックレスは、一見「アガタ」ではないのかという品物。実際に手にとっていないのでわかりませんが、そこはショーメらしさがあるのでしょう。日本の若者を意識した商品であることは確かです。

 ショーメといえば、「ビックリ」するような高級宝飾品が並ぶ近寄りがたい風格を持ったお店という印象がありますが、心斎橋のお店はそうではないのか、一度大阪に行かなくてはと思う次第です。

 銀座のショーメ本店には、一度だけ行ったことがありますが、「入りづらい」雰囲気がぷんぷんします。しかし、各地の百貨店にインショップにありますので、気軽?に商品が見ることが出来ますね。

 大阪のビルは、記事の文面から想像するに「POP」な感じがするのでしょうか。ショーメといえば、グランサンクの中でも名門中の名門ですが、時代の変化にはするどく対応して来ていますね。

 大阪は、ジュエリー業界にとって景気が最低と業界仲間から聞いていますが、これでますます競争が激化しそうです。

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営業時間

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 子供の頃より、「アンチ・ジャイアンツ」「愛すべきタイガース」と叩き込まれた私は、どこに行くときも、東京を避けてきました。大学のテニス合宿で信州の帰りに東京に寄って大阪に帰る同期の友人を尻目に、さっさと大阪にひとり帰っていました。
 いまでも、「読売新聞」の勧誘の人がきたら、「おれは、筋金入りの阪神ファンや、死んでも読売はとれへんで」と大阪弁で追い返してしまうほどです。(かわいそうな、ヨミウリさん、悪気はないのです。)

 さて、そんな私が東京の会社に就職。コテコテの大阪人の私は、会社で「その言葉、どうにかなんなーい。」と言われるつらい日々が待っていたのでした。たまたま、大阪から同じように修行にきていた2年上の先輩(同じ年で同じように会社の上で住み込み)と上野駅近くの居酒屋でうさばらしの日々。(私の酒量は、ビールで2、3杯)

 なんだかんだと口角泡を飛ばす勢いで話していると、10時半すぎに「ラスト・オーダーありますか?」と聞いてくる店の多いこと。閉店時間が11時らしい。大阪の梅田では、信じられないことです。居酒屋、すし屋で、夜中の2時、3時まで開いている店がざらにあったのです。露天のたこ焼き屋も、夜中の2時、3時まで頑張っていたのです。

 「なにーー、もう閉店ーー」と叫んでみても、あっさり、「11時で閉店ですので。」と軽くあしらわれる始末。みんな、終電に間に合わせて帰ってしまうのですね。その後、銀座、新橋、新宿、六本木などは大阪とあまり変わらないということを知りました。

 その後、埼玉県の上尾に引越しましたが、当時、そこは、夜8時になると商店街は真っ暗。食事ができる開いているお店はファミレスしかないというありさま。一軒、ジャズレストランが夜中の1時までやっていたので、そこばっかり行っていました。

 ということで、お店の営業時間も様々ですが、あなたの街のジュエリーショップは、どうでしょうか。まさか、夕方6時閉店なんてことはないでしょうね。

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Gem-PLanet プチ・リニューアル

 皆さん、こんばんは。

 「Gem-PLanet」 がプチ・リニューアルしました。「宝石月夜ばなし」同様、ご贔屓にお願いします。

 「Gem-PLanet」では、専用サーバによる運用を今年より始めるため、現在、初期設定に奮闘中です。Unix言語を打ち込む箇所があり、悪戦苦闘しています。内容も一段と充実したものを提供できるよう今年も精一杯やるつもりです。

 サイトを本格的に構築する必要がない方は、共用レンタルサーバによるホスティングで充分です。ブログの場合は、HTML,CSS などに知識ななくても、ブラウザー画面の指示に従えば、誰でも?ブログWEBサイトが出来上がります。

 皆さんも、自分の意見や思いを発信してはいかがですか?

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英五さんと六本木ですれ違い・・・

 私がまだ、東京のジュエリー卸会社の都内営業のころ、昼間、たまたま、六本木の交差点近くで、英五さんを見かけました。(六本木の得意先訪問後)英五さんは、いつもの飄々とした歩き方で、私のすぐそばまで近づいてきました。

 余りに敬愛する人と遭遇すると言葉が出ないものです。呆然としているうちに、英五さんは、いずこかへ・・・。あの時が一番近くで英五さんを感じた瞬間でした。

 その後、池袋でミニコンサートがあることを知り、営業の外周りをいいことに、昼間、仕事もせず、コンサートに熱中していました。もし、会社にバレ、そのことで首を宣告されても、「そんな会社、こちらから願い下げじゃ」と言って辞めていたと思います。(結局、2年半で退社。理由は、個人的なことからです。)

 そのとき、見かけの身長よりもっと大きく感じました。それが、「オーラ」というものでしょう。

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デビアスDTCとサイトホルダー

 皆さん、こんにちは。「宝石月夜ばなし」の時間です。

 今年のIJTも昨年に引き続き、巨大な「DTCサイトホルダー」のブースが出来るようです。サイトホルダーとは、デビアスDTCからダイヤモンド原石の供給を受けられる有資格者(社)のことです。日本のダイヤモンド輸入業者は、困惑という状況を遥かに超えています。

 サイトホルダーが直接、小売店に販売することが出来れば、自分達の存在価値はなくなります。デビアス本体は、日本での小売展開に加速を加えようとしています。

 日本のジュエリー業界はまだ旧態依然としています。いろいろな内部の問題で内輪もめしている時期ではないのですが・・・。

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映画「ラス・トサムライ」とジュエリー業界

 皆さん、こんばんは。「宝石月夜ばなし」の時間です。最近、まるでラジオのパーソナリティーの心境です。学生時代の楽しみのひとつは、深夜ラジオでした。

 ラジオのリスナーの反響は、ハガキですが、ブログの場合は、アクセスカウンターの数字とトラックバックやコメントでしょうか。ブログを始めたのが、昨年の10月17日ですが、随分のアクセスがあり、うれしさとちょっとプレッシャーを感じています。

 さて、皆さんは、「ラスト・サムライ」という映画をご覧になりましたか。主人公はトム・クルーズでしたね。南北戦争の英雄オールグレンが日本に来て、勝元(渡辺謙)の軍勢に捉えられ、そこでサムライの剣術とこころを得、最後は政府軍と戦うというストーリー。

 最後は、トム・クルーズ扮するオールグレンだけが生き残りますね。それは、トム・クルーズがスターだから?玉がたまたまよけたから?それとも主役が死なないのがハリウッド映画だから?

 そう思っている方は、この映画の本質を捉えていませんね。この映画の本質を考え、どうしてオールグレンが生き残れるのかを考えること、それがこの映画のテーマですね。

 懇切丁寧に答えは教えません。なぜなら、想像することが戦略を考えることだからです。

 ジュエリー業界の皆さん、みんなで「ラスト・サムライ」になりましょう。

 こころで、私にとってのラスト・サムライであり、吟遊詩人である河島英五さんは、阪神・淡路の復興のために尽力してくれました。
 
 英五さんのウェブサイトの一部を紹介します。

 英五さんが音頭をとっている「復興の歌」阪神・淡路大震災復興チャリティーコンサート」(震災遺児のためのチャリティー)

 英五さんは、死ぬ2日前までコンサートをやっていたそうです。英五さんは、最後まで英五さんでしたね。

 合掌。

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愛猫「ミースケ」

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 奥にチラッと見えるのは、マイラケットです。机の横には、なぜかラケットが・・・。

 ネコ招きも「タイガースカラー」のイエローです。しかし、お金は全く貯まりません。

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歌いたい、叫びたい、河島英五

 今日、インターネット通販で頼んでいた、「河島英五 LAST LIVE~今日は本当にありがとう~」(CD)が届いた。高校生の頃、ファンクラブに入り、英五さんのライブに何度も足を運んでいました。

 その頃、私の友達の条件は、「英五さんが好きか、嫌いか」のどっちかで決まっていたほどです。どうしても自分でギターを弾きながら英五さんの歌を歌いため、ギターを練習しようとしたが、人差し指が極端に短いため、「F」がきれいに抑えられずギターを断念。

 いっそのこと、ナイフで指を切って指を長くしようかと真剣に考えたものです。

 今は、「ビギン」がヤイリギターの社長と相談して作ったネックの細い、誰でも?弾けるギターがあるらしい。一度、ギター専門店に行ってみようと思っています。

 歌うぞ、ストリートで??

 

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仙台ジュエリーサロン「インタージェム」取材 速報

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昨日、情報公開を推進しているモデル店ではないかと思われる仙台「インタージェム」さんに訪問しました。(わが店は、もっとすごいというジュエリーショップ経営者がいらっしゃいましたら、ご一報下さい)

 今回の取材は、昨年9月にJJA(日本ジュエリー協会)主導のもと、鑑別表記の改訂がありましたが、9月2日には既にお店の商品全品の正札を「具体的処理」の内容を明記したものに差し替えた、という素早い対応をされている(株)インタージェム社長佐藤郁雄氏(写真)に対し、そこに至る経緯と現況をレポートしたものです。

 今回の取材で感じたことは、社長の経営ポリシーは、「お客様のために」何をすべきかを常に考え、素早く実践していることに集約されるのではないかと思います。

 これからのジュエリーショップは、やれ、「CS(顧客満足度)」の徹底だの、販売員「コンシェルジュ」時代であると言葉じりでは叫んでおりますが、実際に徹底して実践しているお店は、いかほどのものか疑わしいのであります。そんな中、「インタージェム」さんは、まさに「有言実行」のお店ではないかと思います。

 社長の人となりが垣間見えるブログ「オーナーズノート」もあわせてご覧になることをお勧めします。

 詳細レポートは、後ほど「Gem-PLanet」に掲載します。

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ジュエリー業界リクルート論

 Gem-PLanet というサイトを運営している影響で、個人的にジュエリー業界に就職したいがどうすればよいか、あるいは、こういう会社に面接にいったが、どう思うかなどのメールをいただきます。

 まず、一般の大学などを卒業予定であれば、大学の就職課にジュエリー業界の会社から求人が来ることはまれでしょう。GIA JAPANなどジュエリーの資格取得専門学校には、宝飾関連会社から求人がきています。ヒコ・みずのなどのデザイナー養成学校(現在は、ジュエリー全般の授業があります)にも求人がくるでしょう。彫金、ワックスなど制作に関連した仕事を教える専門学校がありまが、そちらにも求人があります。

 販売関係をしたいのなら、ジュエリー・コーディネーター派遣会社に登録してみるという手があります。

 ジュエリー関連会社といっても、業態がいろいろありますし、個人がいったい何をしたいのか明確でない限り、リクルートはうまく行きません。よしんば、この不景気ですから、目的の会社に就職できたとしても、自分のやりたい仕事が出来る保証はどこにもありません。

 企業側にしても、「即戦力」になりえる人材が必要です。ただ単に、ジュエリー関係の資格を取得しました、というだけでは就職は難しいでしょう。

 資格取得者で英語がベラベラでデザインが書けて、メレーのアソート、製品検品もばっちりなら、もしかしたら「引き抜き」があるかも知れませんね。中途採用で。

 ジュエリーもPCも精通、WEBサイトも自分で構築し、サーバー運用もおまかせなら、これからいい仕事が出来ると思います。

 リクルート活動に必要なことは、自分の将来のビジョン、目的が明確に描けているかどうかにかかっています。23歳で就職して、28歳でジュエリー通販会社を設立したいとか、販売会社に入りトップセールスになり、将来は、派遣会社を立ち上げるとか、、、。思い切った大きな展望(野望)がなければ、会社に入っても、同僚と酒の席で愚痴を言い合っているのが関の山でしょう。

 そういうひとを多く見てきましたので。

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緑のガーネット「ツァボライト」

 今週のタイ発「Thaigem.com」が提供する色石情報は、緑のガーネット「ツァボライト」の発見の物語、ティファニーとの関連、名前の由来など興味深々の内容になっています。

 色石は知識さえしっかりしていれば、必ずお客様にアピールします。なぜなら、宝石それ自身に「物語」があるからです。お客様に「夢」と「物語」を売りましょう。

 友人のデザイナーI氏は、透明石の色石を使ったジュエリーを制作し、展示会で「ひっぱりだこ」になり、大成功しています。この不景気に景気のいい話もあるのです。I さん、秘密をばらしてすいません。

 「美」と「知識」大事にしましょう。セザンヌ曰く、「画家には二つのものがある。眼と頭脳である。この二つとも互いに助け合わねばならない。相互の発展のために働かなければならない。眼は自然に対する視覚によって、頭脳は組織立てられた感覚(サンサシオン)の論理によって」と。(1月16日、日経より)

 ジュエラーもしかり。

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番外編「IJT の楽しみ方」

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 IJTに来たなら、是非、帰りは水上バスをご利用下さい。少し風は冷たいのですが、船に乗り爽やかな気持ちで帰途につけるでしょう。

 少し早めに展示会での商談を切り上げて、パレットタウンの「ヴィーナスフォート」に立ち寄り、噴水でコインを投げ入れるなどをして楽しむこともいいでしょう。

 最近は、日の落ちるのが早いので、午後3時過ぎに船に乗りますと、海上で、あるいは、船つき場?ですばらしい夕日が拝めます。但し、晴天なら。

 ぎすぎすした商談であったのか、実りある仕入れが出来た、どちらにせよ、一服の清涼剤になりましょう。

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神戸復興と日本のジュエリー業界

 私の実家は、大阪の豊中市です。だいたい、梅田と宝塚の中間(梅田寄り)になります。大学は、甲東園と仁川の間にある関学です。

 中学、高校時代はテニス部で、大学では、もうあんな「死ぬような」基礎練習はかんべんしてほしいと隣の高校のテニス仲間と、高校時代のテニス部の先輩に会うことに極度に恐れておりました。そして、テニス同好会に逃げておりました。そしたら、同じようなご同輩が散々いて、高校インターハイで活躍した九州から来たもの、神戸のインハイ選手がいたりして、、、、。よくよく聞いてみれば、その同好会は、「準体育会」だったのです。そしてまた、地獄の練習が・・・。

 当然、神戸にも友人、後輩が多くいます。10年前は、ご存知のように大変なことになり、両親を亡くした後輩がいたり、実家が倒壊した同期の友人等がいたりで悲惨な悲しみを味わいました。

 東京に来て、早25年になります。25年間大阪で暮らし、東京に25年。ジュエリー業界に25年。途中いろんなことがありましたが、こうして元気に暮らしていられるのも、学生時代のクラブ活動のおかげと感謝しています。

 さて、現在の日本のジュエリー業界は、私の想像ですが、何年か後、神戸の震災後の荒地のようになるのではないかということです。人間には学習効果がありますので、「あんなことにならないためにどうするか」という知恵を出し、実践しなければなりません。先人たちが、特に戦後、苦労を重ねて築いてきた日本の宝飾文化、宝飾業界を荒地にしていいのかということです。

 ジュエリー業界の皆さん、ここは熱く語りあい、ジュエリー業界復興の為に頑張りましょう。

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「有名無力、無名有力」

 碩学安岡正篤先生の書物に「有名無力、無名有力」ということがのっています。名前が売れてくると、忙しくなり、自分の研究がおろそかになるばかりでなく、「名前」を大事にし、名前に傷がつくことを恐れ、自分の保身に走ることになります。名前が売れてなければ、そんな心配はいらないので、真実を言い、辛らつな苦言を呈することも出来ます。

 ジュエリー業界でも、業界に名前が売れてくると、発言がトーンダウンしてしまいます。オブラートに包んだような発言になり、論点がボケます。

 私のように、何の役職にもつかず、ブログで勝手気ままなことを言っているほうが、確かに気が楽です。今は、無名無力ですね。無名有力というような境地になるような「玉?」ではありません。

 珠(玉)磨かざれば、光なし、なんてことわざがありますね。宝石は、磨かなければ、そんなにきれいなものではありません。ダイヤモンドの原石をみても、カットしてナンボのものです。

 皆さんで切磋琢磨しましょう。

 

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問題解決の基本~KJ法

 企画マンの常識として、文化人類学者の川喜田二郎氏が提唱したKJ法があります。川喜多二郎氏の名前をとって、KJ法といいます。

 ジュエリー業界では、現在、課題が山積しております。より良い解決策を見出すために、会議でKJ法を実践されることを希望します。

 ブレストをしてKJ法で解決策を模索します。KJ法の優れている点は、その作業の過程において問題解決のプロセスが出来あがるということです。

 散漫な口論だけでは、解決策なんて出ないものです。煮詰まった会議の最後には、「そろそろ終電がなくなりますので、今夜の会議はお開きということで・・・。」という会議進行者の言葉で、何も決まらない会議は終わってしまうのです。

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21世紀の時計店・宝飾店はこうなる~エノク掲示版より

 エノク掲示版の「まっち~e」さんの「ブラウンダイアモンド第2弾」に「21世紀の時計店・宝飾店はこうなる」という記事の紹介があります。

 有識者の意見は、同じですね。皆さん、ご覧下さい。

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陰と陽

 日本のジュエリー業界は、陰の極に近づいています。陰陽の関係図からすれば、やがて陽に転じます。しかし、自ら陽転するとは限りません。外的要因によって変化することは、地球の生物の進化を見ても自明のことです。

 陽とは、陰とはということに対し、下記に例を挙げてみました。尚、東洋思想では、「五行」というものを合わせて考えることがあります。

 陽~太陽、昼、夏、春、暑さ、熱、花、光、男性

 陰~月、夜、冬、秋、寒さ、冷たさ、根、影、女性

 ただし、男性は外側が陽で内側は陰、女性は外側が陰で内側が陽です。

 Gem-PLanetに少し解説してあります。陰と陽のバランス 、ご参考にして下さい。

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「企画塾」

 ジュエリーのプランニング、商品企画、新事業企画などをご担当のみなさん、あるいは、ジュエリープランナーを志している若きジュエラーのみなさん、私が30歳で企画についてかじり、その勉強をしていました「企画塾」をご紹介します。

 プランニングの仕事に関係なくても、日々の仕事の組み立てにその理論は応用できると思います。

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マッケンローVSボルグ

 私がテニスのレッスンプロをやっていた時代は、ボルグが全盛でした。そのボルグに対抗していたのがマッケンローであります。当時、ボルグは硬式テニスの打ち方の概念を変えました。(あれは、当時、軟式テニスの打ち方)ボルグの打ち方をマネするプレーヤーが多く、服装やその風貌までもマネていました。

 悪童といわれたマッケンローは、冷静沈着なアイスマン、ボルグとよく対比されていました。ちなみに私は、マッケンロー派でした。マッケンローのテニスは、プレーの組み立てと予測の凄みにあります。ここでは、その具体的な技術論は省きます。

 当時、テニス界を二分したふたりであり、共に世界の頂点に立った天才であり、たゆまぬ努力を重ねてきた両雄であります。

 ここで申し上げたいのは、お店のスタイル、お店の個性のことです。目指すスタイルを決めれば、そのスタイルを貫くことです。よくあることですが、昨日までボルグの打ち方をやっていたプレーヤーがその打ち方で勝てないという理由で、ある日突然マッケンローの打ち方に変節する人物がいます。試合に勝てない理由を自分の努力不足ではなく、プレースタイルのせいにすることです。そういうコロコロとプレースタイルを変える人間は、いつまでたっても、3回戦ボーイで終わってしまいます。

 もし、読者の中でお店を経営していたり、会社や事業を運営されていれば、お分かりいただけると思いますが、ただ単に流行のスタイルだけを追い求める姿勢では大成しないと思います。

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小売店のあるべき姿

 IJTが近くなり、セミナーの参加案内メールなどが多くなってきました。締め切り間近で、もうすでに定員でいっぱいの講座もあるなどの常套句を見るにつけ、人間の心理とはかくも弱いものであり、そのことを利用しない手はない、というマーケティング「手法」を思い浮かべます。

 最近のセミナーでは、テクニック論は減ってきました。精神論、こころを謳った講座が多くなってきました。それも時代の流れでしょうか。かたや、「クレーム対応」のための応酬話法テクニックなども重宝されているようです。

 教える立場からすれば「マニュアル化」ほど楽なものはありません。高校、大学の授業で、前の教室で言ったギャグを次の講義でも同じことを言ったりして、それが生徒の裏情報となり、教師の威厳失墜の原因になったりします。ギャグまでもマニュアル化している始末です。そんな授業なら、「古典落語」を聴いているこうがまだマシかもしれません。

 さて、小売店のあるべき姿は、お客様の「お役に立つ」「お役に立ちたい」という気持ちの醸成にあると思います。その心根がなければ、どんなセールス話法を学んでも、ただのテクニックであり、「マック」のバイト生と大差ありません。

 歴史的芸術性のある宝飾品でございます、デザインがどうとか、宝石の専門的薀蓄の披瀝より、お客様のお役に立って「喜んでいただいた」ことの充実感が次のジュエリーの勉強につながるのではないでしょうか。
 医者でいえば、まずは「問診」です。ヒヤリングです。相手のお話をよく理解することです。お客様の要望がよくわからなければ、聞き返すことです。

 ジュエリー専門店は、ヤブ医者のようでは務まりません。
 

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美的感覚の育成とサイロキシン

 最近のジュエリー業界人は、「美的感覚」が薄れてきているのではないでしょうか。ジュエラーにとっての命は、以前申しましたように「目」ですが、その前に美的感覚を養わなければなりません。
 
 美的感覚をつかさどるホルモンは、「サイロキシン」だそうです。このホルモンは、甲状腺から出るようです。甲状腺から出るホルモンですから、喉をよく摩擦することにより、甲状腺が活発になり、サイロキシンをよく分泌するという具合になります。

 さらに、サイロキシンは、人間の知性、美の感覚、道徳的、宗教的な善や聖の感覚という人間にとって重要な機能に役立つものです。

 これはあくまで私の想像ですが、猫の喉仏をさすってやりますと、猫が恍惚とした表情を見せるものですが、「これって、サイロキシン??」と思ってしまっています。

 それはさておき、美的感覚に乏しくなった特に中年男性の諸氏、自宅で、喉仏をさすってみて下さい。

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第16回 国際宝飾展 IJT

 今月、26日より29日まで、東京ビックサイトにて、国際宝飾展(IJT Internatioal Jewelly Tokyo)が開催されます。東京で国際的な宝飾展というふれこみです。今月は、その前にイタリアのヴィチェンツァで展示会があり、ジュエリー業者は、年の初めから年始のご挨拶もほどほどに、大忙しの毎日のようです。

 私も今年は、インターネット事業3ヵ年計画の2年目ということで、通常の仕事以外に、大忙しというところです。

 まだ、パンフレットを吟味していませんが、今年は来年にまして盛況となるのでは、と思っています。なんせ、その時期に合わせて「今年のご挨拶」をする業界人が多いものですから。

 展示会場のいたるところで、頭をペコペコ下げながら名刺交換をする「日本独特のスタイル」が見られます。海外出展者から見ると結構「Funny」なんでしょうね。

 「イッツ、ジャパニーズ・スタイル」なんでしょうが、そんなのんびり構えている場合ではありませんよ。今のジュエリー業界は、「黒船」が海上にものすごい数が来ているのに、そのことに気付こうとしません。

 「見ない」「聞かない」「考えない」の3ナイでは、ナイ、ナイずくしになります。

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「しゃぼん玉」、「親知らず」、長渕剛

 朝の音楽に、長渕剛の「しゃぼん玉」「親知らず」をよく聞きます。

 結構、熱くなりますよ。学生の頃は、河島英五さん(今でも呼び捨てに出来ない)のファンクラブに入っていました。英五さんは、亡くなってしまいましたが、その歌は娘に受け継がれているようです。英五さんは、大阪では熱狂的なファンが多くいました。

 英五さんのコンサートにも何度も行きましたし、東京に来てからも、東京の小さなチャリティーコンサートに行ったことがあります。

 カラオケでは、英五さんの曲ばかりを歌ってしまいます。結構、嫌がられているようですが。いい歌がいっぱいありますので、皆さんも一度聞いて下さい。特に、男性諸君!

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GIA G.G.の資格って?

 自分の肩書きは、いったい何?? ジュエリープランナー? WEB制作プランナー? アートディレクター? アドバイザー? 最近「何屋」かわからなくなりました。 今のところ、宝石の物販業でないのは確かです。 

 過去、ジュエリー業界で、いろんなことをやってきました。

 いろんな肩書きを考えて、名刺に書いてます。ジュエリー業界で、唯一言えることは、「GIA G.G.」の資格です。GG資格者は、今では、そんなにびっくりするほどの資格ではありません。(いや、びっくりする?)

 しかし、資格なんてものは、卒業してからの研鑽が大切ですね。

 車の免許では、5年間まったく車を運転していない人が、「ゴールド免許」だったりして。矛盾していますよね。

 GGの資格も年に一度、宝石、ジュエリーについて「成果発表」をすることをもって、GGの資格が保持できるなど、レベルアップするような制度をつくるべきだと思います。

 

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内原グループの合従連衡

 今年のジュエリー業界のキーワードのひとつは、「合従連衡」でしたね。

 昨年、内原グループと三菱系のメックインターナショナルが業務・資本提携をしました。さらに、内原グループの卸部門、国太は、信販系の会社アプラスと組み「GTカード」を出したりして、積極的に事業提携、新事業展開を推進しています。

 内原グループは、その提携のなかで、今年から「アルカンシェル」というアクセサリー系ジュエリーショップの展開を始めるようです。

 今、ジュエリー業界は、会社の方向性を見い出せないで、「何もしていない」「先行している会社のマネをしようと虎視眈々?とモノマネ先を探している」「出来ることなら廃業したい」などマイナス志向に向かっているなかで、内原グループの動きは評価出来るのではないでしょうか。

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トパーズの勉強

 今週のGem-PLanet のワールドジュエリーニュースの「世界のカラーストーン集積地 Thailand発リポート(5)」はトパーズについてです。

 和名 黄水晶は、シトリンでクオーツの変種です。黄水晶を店頭でシトリン・トパーズというようなまぎわらしい表示があったりしますが、シトリンとトパーズは別の鉱物名です。ご注意を。

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「ビジネスブログ」に掲載されました

ビジネスブログの消費者向け製品の部門で「宝石月夜ばなし」がとりあげられています。

 掲載ページの紹介文には、「普段はあまりうかがい知れない宝石業界の裏話的Blog・・・」となっていますが、「裏話的」ではなく「本音」と訂正してもらいたいのですが。

 それは兎も角として、「ビジネスブログ」サイトは、結構使えますので、ご紹介しておきます。

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「企画書のようなもの」

 最近、企画に関する書物を書店で立ち読みしていますが、企画書というには余りにもお粗末なものがあります。その原因は、「パワーポイント」の影響です。

 企画書や講義のプレゼンツールとして一般的になっています「パワーポイント」で制作した「企画書のようなもの」は確かにビジュアル的には優れています。ですが、パワーポイントは、あくまでプレゼンのためのツールで、料理で言えば、「盛り付け」の綺麗さを出すためのものです。

 料理は、最後の盛り付けは重要ですが、料理そのものが、おいしくなければ、お金を頂いて食べてもらえるものではありません。要するに、企画は、切り口のするどさや論理的な体系と運用のたくみさが勝負であって、見栄えは二の次なのです。

 パワーポイントで綺麗に仕上げて満足しているものは、あくまで「企画書のようなもの」だと思います。

 

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ジュエラーの能力アップには

 料理人が「舌」が命ならば、ジュエラーの命は「目」です。

 そして、細部を見る目と全体を見る目が必要です。

 細部の目を養うには、10倍のルーペでのメレーのソーティングが最適です。しかし、製品チェックに拡大鏡を用いるのは、ジュエラーとして邪道です。

 さて、全体を見る目を養うには、トッピンを手にとって多く見ることです。最上級の商品を見れば、自ずと「駄もの」がわかります。

 若きジュエラーの卵たちよ、頑張って下さい。日本のジュエリー業界の未来の為に。

 ちなみに私は、メレーや材料物の見すぎで、左目が「中心性網膜はく離」になってしまいましたが・・・。

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ジュエラーの能力低下

 日本のジュエラーの能力の低下に歯止めがききません。私がジュエリー業界に入った25年前は、卸業の商品部といえば、ダイヤモンドのメレーのアソート、石合わせ、商品加工出し、上がりチェックなどは、入社して基本中の基本として叩き込まれたものです。

 最近、卸会社に行くと、まともにメレーのシーブ(一定の大きなの穴のあいた金属製の篩(ふるい))が使えていない商品部の若手がいます。自社でシーブにかけることもなければ、加工出しの際、石合わせもせず、留め屋に出している始末です。聞くところによると、留め屋で石合わせをしているらしい。

 海外に出て、ユダヤ人や華僑を相手にダイヤモンドや色石を仕入れる現場に会社の若手を連れていく機会も少ないようです。

 上記のような会社ばかりではありませんが、全体として日本のジュエラーの能力が落ちていることは確かです。これは、バブル期に大量生産で流れ作業でジュエリーを作ってきたツケもありますし、会社の体制にも原因があります。今は、年中展示会ばかりで、商品部といえば、札の付け替えや、販売応援で大忙しという始末です。

 この現状を打破するには、本当の「ジュエラー養成学校」を作るしかありませんか。

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青春のPOPS

 今年から、宝石、ジュエリーのニュース、情報だけでなく、たまに様々なことについて個人的な意見を書くことにしました。基本的には、「一日一宝」(一日に一度、宝石について考え、ブログするという私の作った造語)の方針は貫くつもりです。

 何事も少し遊びがあっていいと思います。読まれるかたも、飽きるでしょうから。

 ということで、最近の音楽ライフについて。昨年は、平原綾香、上原ひろみがブレイクする前に、いち早くチェックしていました。上原ひろみさんが最近ニューヨークの「ブルーノート」で演奏会を開いたそうです。それもゲストではありません(1月4日から9日まで)。一度だけニューヨーク・ブルーノートに演奏を聴きに行ったことがありますが、感動しましたね。それと、ハーレム・アポロシアターにも行きました。演奏は聴けませんでしたが。15年ぼど前は、あの地区は、歩くことも危険でしたから。昼間、写真だけ撮りました。ハーレムの教会にも行きました。(よく生きて帰ってこれた)

 家では、もっぱら地区FM局を聞いています。江戸川FM、市川FM。70年代のPOPSやディスコミュージックがかかりますので、非常に懐かしい気持ちと、あの当時の熱い気持ちがないまぜになります。

 青春時代、日本のPOPSでは、山下達郎、桑名正博、荒井由美、竹内まりやなどを聞いていました。今年、満50歳になります。自分が20歳代のときでしたら、アンタ「ジジイ」じゃん、ですもんね。「残念!!晩秋のPOPS斬りーーー!」気分はいつもあの当時なのですが・・・。

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コンピューターはヒューマンか否か

 昨日、東京12chの「ミューズの楽譜」で、S.E.N.Sの女性ボーカリストが言っていましたが、「コンピューターはヒューマンです」という意見に賛同です。
 
 「思いたったメロディーをPCにすぐ打ち込むとその熱い思いがPCに残る」という意見に、その思いは同じとひとり合点しました。

 「Gem-PLanet 」や「宝石月夜ばなし」の文章をいちいち紙で書いてPCに打ち込むなんてことはありません。紙に文章で書いていた時代は、余りに文章を推敲しすぎて(日を置いて読み返すなど)おもしろくない文章になっていました。稚拙な文体でも自分の感じている内容や思いが読み手に伝えることの重要さを大切にしたいと思います。

 しかし、企画書の草稿は大きな「ソーティングパット」(ダイヤモンドをアソートする時に使用するもの)に書いています。企画はより論理的に推敲する必要があると感じているからです。

 PCも使いこなせるようになると、より「ヒューマン」になると思います。

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年間売り上げ高では推し量れない名店の条件

 数年前、販売促進で使用するため、全国のジュエリー専門店リストを取寄せたことがありました。全国の時宝店(時計貴金属宝飾販売店)リスト約1万件余り全てにDM郵送やFax送信するわけにもいかないので、条件を付けることにしました。年間売り上げ高3億以上だとか、5億以上だとかで条件検索をしてリストを絞ってみます。

 長年ジュエリー業界にいますと、地方の一番店、二番店の名前ぐらいは頭に入っているものです。特に、卸業態に長くいますと。リストを見て、ああ、あの店もある、この店もある、とひとまず安心したりします。

 しかし、問題は、何年の統計に基づいたリストかと言うことです。時代の流れが速いので、3年、5年前の統計では、その売り上げ高は参考になりません。

 さらに、最近わかったことは、「消費者にとって」本当の名店は年間売り上げを基準にしてはいけないということです。そう言えば、自分が懇意にしている食事処の(「私にとっての」)名店は、大手グルメ紙に掲載されることもありませんし、みんな身内だけでやっているので年間の売り上げ高もたいしたことはないと思います。

 だいたい、しもた屋風でお店の概観にお金をかけていません。しかし、味、素材の新鮮さ、接客サービスは、超一流と遜色ありません。当然、ジュエリー専門店は、概観は大切ですが。

 一消費者として当たり前にわかっていながら、いざ、仕事となると、業界の常識にとらわれてしまいます。

 自分ではなかな気付かないものですが、業界の常識ボケはあるものです。業界内の視点と消費者の視点は必ず違うということですね。

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日本のジュエラーの行く末

 去年、12chのWBSで某海外ジュエリーショップの大型路面店のオープンに際し、取材レポートが放映されました。日本の責任者と思われる人にレポーターが質問したところ、「質問にお答えすることが出来ない」という回答があり、その理由はどうやら会社の未来についての発言権がないらしいのです。

 結局、欧米人の代表が、質問に答えていました。その一部始終が放映されてしまいました。会社としては、失態だと思います。

 しかし、視点を変えてみれば、この関係は、「日本のジュエラーの行く末」の縮図となりそうです。あと十年、二十年先、日本の多くの宝飾会社のトップは、ユダヤ系ヨーロッパ人、イスラエル人、インド人、華僑になると思います。そして、日本のジュエラー達は、その軍門の下にひれ伏していることになりそうです。

 近年、日本の卸会社の商品部のバイヤーは、海外に買いつけに頻繁にいくことがなく(海外支社××ジャパンから仕入れるから)、会社のトップも不景気という名のもの、経費削減のため、海外市場視察に行かなくなりました。

 私は、ラパポート・ジャパンのWebサイト管理をしていますので、いやおう無しに、海外の情報を目にすることになります。

 残念ですが、今のままであれば、将来、上記のようなことがあたりまえになります。今年のキーワード(元旦の記事)に「合従連衡」と述べましたが、これは、外資との関係(M&A)です。

 でも、処方箋はありますよね。そうならないために、今から頑張りましょう。
 

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「エノクの掲示板」

 GIA G.G. の後輩であり、ご本人が「キュレーター」でもある、大阪の東さんが運営されています「エノク ミュージアム コレクション」の掲示版に、私は、定期的に投稿しています。管理人の東さんは、恥ずかしがりやでちょっぴり「小粋なつっこみ」が出来るお嬢さん?です。

 私のコメントがちょっぴり「関西風」味付けになっていますが・・・。

 そこでは、ジュエリーに関すること、私のしょうもない「よもやまばなし」が展開されています。

 違った視点で、ジュエリー、宝石を考えてみるというのも一考かと思います。

 あなたも是非!!

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企画、仮説の検証

 プランニング(企画)と仮説の検証は、一対になります。企画というのは、ある目的、目標、理想とする状況、環境に到達するためのものであるはずです。

 ですから、プランニングした限り、その仮説が正しいのか、プランを修正する部分がないのか検証しなければなりません。30歳でジュエリー企画会社を設立しましたが、ジュエリー業界で企画書にお金を払うところがあるはずがなく、しかたなく?、商品企画書のもと、実際にサンプルを作り、卸会社に商品を供給するという形態になってしまいました。

 あれから、もう20年になりますが、状況は同じようなものです。その間、実際に実現した企画は数々あり、それはそれなりに充実していましたが、ジュエリー業界全般を鳥瞰した場合、極端に悪く言えば「烏合の衆」の集団が多いような気がします。

 と嘆いていても何も状況は変わりませんので、インターネットを使って色々仕掛けているわけです。

 

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ネットでジュエリーを売る方法

 以前、このブログでジュエリー業界では「ネットでは販促、決済は実店舗」といったのは、一般論です。では、実店舗がなくネットで新規にジュエリー通販を始めて全て失敗するかと言えば、決してそうは思いません。

 ネットだけで商売が成り立っている会社の業態は何か、商材は何か、突き詰めて洗い出してみること、ジュエリーがネットでは売れないと思われる原因を列挙してみて下さい。

 そして、ネットで売れないと思われる原因を回避する手段は、本当にないのかアイデアを出して下さい。

 ジュエリーをネットで売るための必要要件は何か考え、売るための仮説を立てましょう。

 必ず、ブレークスルーできるはず!!

 誰か、チャレンジしないかなぁ。イバラの道が待っていますが・・・。

 誰もやらないなら、将来、Gem-PLanetで実験的にやってみてもオモシロイかも。

 なんせ、実践するプランナーを志していますので。

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ジュエリー専門店の皆さま、2月の「販促会議」は買い!です。

 2月の「販促会議」の特集は、
強い売り場が実践するマーケティング手法 です。

 トップ企業は?消費トレンドは?
 2005年の潮流

 顧客が絶えない 
 店の見せ方
 思わず入りたくなる店
 ・・・・・・
 ・・・・・・

  など面白い記事があります。

 プロの企画書ダウンロード実施中!
 とありますが、「定期購読者に限り」ます。ご注意を。

 企画書には、タダのものには、それなりの情報しかありません。企画書閲覧料が少額ならば、
チラッとしたヒントがつかめるかどうかでしょう。「チラリズム」しか期待してはダメです。

 今、私がネットで仕掛けている事業企画書がありますが、最高機密情報なので、絶対他人に見せるようなことはありません。他人に見せていい企画書などは、書き方、構成などが参考になる程度だと思います。

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番長清原の挑戦に思う

 小学生の頃、野球と陸上(100M)をやっていました。大阪府では、まあまあの成績でした。今で言う少年野球というようなスマートなものはなく、学校で見込みのありそうな奴を先生が選んで小学校で選抜チームを作り、大会に出ていました。

 中学からはずっとテニス部。清原のように超一流ではありませんが、一応スポーツマンでした。清原が今までやっていた瞬発力強化のための筋力アップは、そうとうケアーしていないと、筋肉を硬化させる原因になります。筋繊維も切れますし。そうすると柔軟性が薄れ、ケガのしやすい体になります。一発ツボにはまれば、飛びますけれど。

 昨年まで、米国帰りのトレーナーについてやっていたみたいですが、私が言うのもなんですが、「清原、マジメにやるな」と忠告したかったのです。

 野球もテニスも武道もみんな同じで、「いかに力を抜くか」が基本です。特に、打つ前、振る前、突く前に。走りもいかに力を抜いてリラックスして加速の流れに逆らわないかではないでしょうか。しかし、ただ軟弱な筋力では、初速のスピードは出ません。その辺の兼ね合いを、個人の筋力、体格、打ち方などを参考にして変えなければなりません。

 高野さんの走りの教えには、古武道の動きを応用していると聞いたことがあります。是非、高野さんから色々ご指導を受け、ケガのない体を作ってほしいと思います。

 仕事、ビジネスでも上記のことは応用できますね。

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スーパー銭湯

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 PCの前で何時間もウンウンうなっていると、体がパキパキになり、さすがに疲れるものです。そんな時、ふらっと日帰りで温泉地に行っていたのですが、昨年でしたか、近くにスーパー銭湯が出来、おおいに利用しています。平日は、600円で入り放題?、土日で700円というリーズナブルな料金で、露天風呂も楽しめます。

 ちょっとした擬似温泉気分に浸れます。

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鑑別書表記問題と津波

 昨年始まった「9月の宝石鑑別表記の改訂」、「10月の真珠鑑別表記の改訂」のその後。ジュエリー業界の多くの人たちが、大きな混乱がなくうまくいっていると思っているようです。しかし、実際にはどうでしょうか。どこかに大きなひずみが生まれないかと心配しています。

 年始まわりでの大きな話題はそのことです。例えば、大きな津波が押し寄せようとしていても、陸から見ると、遠くの津波は、ただ一線の白波のように見えます。しかし、水面下ではとんでもない大きなうねりが生じています。

 海の時化を見た目でたいしたことがないと思うことは危険です。入り江から外海を見て、時化ていても一見たいしたことがないように見えます。しかし、実際外海に出てみると、4m、5mの波が立っていることに驚きます。そして、ほうほうの体で帰ってくるはめになるのです。

 海の怖さを知らない人達は、海を甘く見ます。海の怖さ、イコール、消費者の怖さです。皆さんはどう思いますか。

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神田明神にて

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本日は、私事として恒例になっています神田明神に新年の参拝に行ってきました。
 
 新年参拝の目的は、今年の決意表明です。「今年は、これこれの事をやろうと決めました。」と神田明神さんに自分のプランを述べることにしています。よく言われますように、ゆめゆめ「神仏にお願い」してはいけません。それもお正月から「神さん」にお願いするようでは、先が思いやられます。願いが叶わなかったら、それを「神さん」のせいにしてしまっては、お願いされた神さんがかわいそうです。結果は、「全て自分のせい」ですから。

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恐るべし「おひとり様」世代

 未婚の四十代の男女を総称して「おひとり様」と言います。「独身貴族」というくくりの四十代の層と片付けるにはちょっと早計でしょう。「おひとり様」という言葉は、よく耳にします。「おひとり様、ご案内!」という威勢のよい居酒屋での掛け声や、ホテルや旅館で「おひとり様でございますね」と確認されたりします。

 ここで言う「おひとり様」は、「個」といての意識が高く成熟した消費者で、いまやマーケティングの対象として見逃せない層となっています。四十代は、流行だけに流されない自分のこだわりを大切にする世代です。

 2月24日に創刊する男性誌「UOMO」は、40才のライフデザイン・マガジンという位置づけをしています。キャッチコピーは「時代は、40才から変わっていく。」

 新聞の広告コピーから抜粋します。
「80年代、モノがあふれた暮らしの中で、男たちの意識は大きく変わってきました。
新人類と呼ばれ、かつてない豊かさに囲まれながら、激動の時代を経験してきた彼らは、もうすぐ40代。
自分のために暮らしをデザインし、自分のために上質な消費を楽しむ。・・・・」

 5日に「ゆとりあるジュエリーライフの提案」というブログを書きましたが、これからは、「おひとり様」に代表されるような個性を大切し、ゆとりある消費行動をする世代にジュエリーを提案しなければならない時代になってくると思います。

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日本のジュエリー業界とプロ野球

 最近思うことなのですが、日本のジュエリー業界とプロ野球はすごく似ているということです。海外のブランドジュエリーがサッカーと見立てれば、サッカーに押されつつあるプロ野球とブランドジュエリーに押されっぱなしの日本のジュエリーと結び付きます。

 サッカーは、世界的なスポーツですが、プロ野球は日本だけです。日本に進出してきているブランドジュエリーは世界的な企業です。日本のジュエリーで世界を相手にしているのは「ミキモト」さんぐらいでしょうか。日本のプロ野球からメジャーに数名行っているようなものですね。

 日本や海外のサッカーチームは、地元密着で、多くのファンがそのチームを応援するためにスタジアムに来ています。日本のプロ野球では、一部の人気カード以外は、球場の入りはひどいものです。

 運営の制度などにも問題があります。一部の企業の思惑で制度が決まったり、ファンサービスをおざなりにしてきた体質や決定権を持った人達の老齢化など。デビアス、PGI、WGCなどにおんぶになってやってきたキャンペーンなどによるジュエリーユーザーのためのファンサービスは、今はほとんどありません。

 一部大手の百貨店、量販店、大手企業だけを見て判断することはとても危険なことです。有名百貨店、ナショナルチェーン、ブランドショップでジュエリーを買っているひとは、全体のどれぐらいの割合なのでしょうか。たかだか2、3割、大きく見積もっても4割もないのではないでしょうか。

 日本のジュエリー業界の復興は、サッカーと同じように、地元密着のジュエリー専門店の頑張りにかかっていると思います。今年は、なんとかそのお手伝いができるようなサービスが提供できればと思っています。

 

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ゆとりあるジュエリーライフの提案

 ジュエリー業界では、まだまだ旧態依然とした販売をしているお店があり、強引な販売方法を展開しているお店があるようです。時折、メールで、強引な販売と曖昧な商品知識による説明に不信感を持ったユーザーの方より質問を頂きます。

 メールでなかなか「そんなお店はやめた方がいい」とは言えないものです。お店に対する個別批判をしますと、後でひどい目に会いますので。しかし、そういったメールを出すひとは、大抵、こちらに、「そんな店で買うのを止めなさい」と言ってほしいものなのです。

 ところで、これからは、「新しいジュエリーライフの提案」「ジュエリーの楽しみ方のアドバイス」など『ゆとりあるジュエリーとの関係』についてアドバイスできるようなお店が増えてほしいと願っています。もともと宝石を持つことは、身を飾ることとともに心のゆとりを得ることにあります。

 相手に心のゆとりを提案するには、売る側に心のゆとりがなければなりませんね。でも、そこに至るには大変な積み重ねが必要ですが。

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ネット消費の増加

 私の考えました今年のジュエリー業界のキーワードは、「インターネット」なので、今日はネット消費者の増加について。

 日経MJの分析によりますと、ネット消費の増加の原因は、
 1.高額商品など品数増加
 2.「大手も採用」不安減る
 3.ブロードバンドで軽快
 となっています。

 ネット消費者は、PCやその周辺機器など男性によるマニアックな消費や産直直送品の購入から、本、DVDなどの手ごろな商品から、最近では家電、貴金属など高額な商品へとアイテムが広がっています。
 商品アイテムが広がることは、ネット消費のユーザー層が広がることにつながります。しかし、ジュエリーなどの高級品がネットでどこまで売れるか疑問です。

 ジュエリーは手にとって見ないとわからない商品や、フィット感を実際に確かめたいものです。

 ネットで売るには、「販売促進はネットで、決済は店舗」というのが王道でしょう。
  

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ネット消費の進化

 1日の日経MJで興味を持ったのは、生鮮ブランドとネット消費の進化について。特に女性がネットを大いに活用して商品を購買していることです。

 マーケティング会社ハー・ストーリィによりますと、女性が最終決定件を持つ世帯の割合で、家選びは五割、旅行は七割、家電は八割という数字がでています。しかも、情報収集のメインの手段は、インターネット。

 女性は、チラシやカタログを丹念に読み、情報を集めるのは得意です。女性月刊誌が、これほどまでに氾濫しているのは情報に対する需要があるからでしょう。インターネットは、いまや接続時間を気にすることなく情報を探ることができる情報収集手段の王道になっています。掲示版やブログの活用も増えているようです。

 松下電器産業が中心となって2003年春から始めたテレビを使ったインターネットサービス「Tナビ}が着実に普及しつつあります。携帯では、スーパー第3世代や第4世代の携帯が発売になる予定です。パソコンがなくても気軽にインターネットが使える時代がすぐそこまで来ています。

 ジュエリー業界も真剣にインターネットを商売に活用することが必要です。時代の流れに置いてきぼりにならないために。

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NHK総合で「宝石ー神秘と魅惑」

 昨年、NHKハイビジョンで放送されました「宝石ー神秘と魅惑」が、2日午前2:05~3:55、NHK総合で再放送されています。3日午前2:30~4:20にも放送があります。

 昨年、放送の情報は知っていたのですが、ハイビジョンを契約していないため、観ることが出来なく、臍をかむ思いがしました。

 今日の夜中にも放送がありますので、私のように観れなかった方は、是非ご覧下さい。

 NKH総合の夜中の放送で再放送されるものには、とても興味深い番組が数多くあります。ただ、夜中だけに観ることが出来るひとはさぞ少ないのでないでしょうか。今は、HD録画などが普及しつつありますので、録画すればいいことなんでしょうね。そんな心配は無用なのかも。

 昨年、ビデオデッキが2度目の故障となり、そのまま修理に出さないままになっています。もともと、テレビの放送を録画して見ることは、めったにありません。使うとすれば、レンタルビデオで映画を観るためだけなのですが、今は、DVD再生機がありますのでその必要もなくなりました。ちなみにレーザーディスクもお蔵入りとなっています。

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New Year 花火

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 恒例のディズニーランドのカウントダウン花火。天候の影響のせいでしょうか、今年の花火は、空高く上がることはありませんでした。ディズニーランドと言えども、自然の力には勝てませんね。

 なんとなくちっぽけな写真になってしまいました。「残念!!」

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謹賀新年~今年のジュエリー業界のキーワード

 明けましておめでとうございます。

 今年のジュエリー業界は、どの方向に向かうのでしょうか。時代の流れを読み、予測することは楽しいことですね。その予測が例えはずれようとも。今年のジュエリー業界は、強い会社、衰退していく会社の企業間格差がますます大きくなるでしょう。

 時代の流れを読み、自ら改革の行動を推進していける企業、専門店のみが生き残っていけるのではないかと考えています。

 2005年のキーワード

 1.情報開示

 2.ブランド偏重

 3.合従連衡

 4.ホスピタリティー

 5.インターネットの活用

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