10月1日より真珠の鑑別表記改訂
10月1日より、鑑別書の真珠の表記が変わりました。
今年9月1日から宝石の鑑別表記を改正し、宝石に施されている処理をできる限り個別に開示することになっていました。真珠は、その対象から外れていましたが、加湿、漂白、調色などの人為的な加工処理が行われて以上、例外とすることがおかしいという議論が残りました。
天然真珠、養殖真珠が区別され、真珠特有の加工処理についてのコメント表記には、「潜在的に有する美しさを引き出す真珠特有の加工が行われています」が記載されることになります。
尚、養殖真珠の表記の際、価格に関わるような真珠の品質評価およびそれに準ずるような用語の表示はされません。その例として、花珠、ナチュラルカラー等、となっています。
これで、真珠の鑑別表記については、一歩前進したことになります。しかし、宝石、真珠の鑑別表記の情報公開を制度化しても、一般ユーザーに対し、広範な広報活動をしなければ、宝石、ジュエリーに対する真の信頼回復につながらないと思います。今後の業界のキャンペーン活動に期待します。
尚、詳しくは、宝石鑑別団体協議会(AGL)のオフィシャル・サイトからダウンロード出来ます。
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