総合スーパー ダイエーとジュエリーショップ
総合スーパー ダイエーが再生機構入り。高木社長は、辞意を表明しました。銀行主導のもと拡大してきたツケがいよいよ回ってきた、という感じがします。
ジュエリー業界においても、売上高至上主義が横行し、自社ビル建築や、土地の買占めに走っていた時代がありました。そのような会社は、ほとんどが、清算、縮小してしまいました。
郊外の国道沿いに白亜のジュエリーショップができたりしましたが、辺鄙な郊外ジュエリーショップにわざわざジュエリーを買い求めにくるお客様は、どれぐらいいたんだろうと首を傾げます。
総合スーパー、総合百貨店、総合商社など、「総合」という名前のつく会社が苦戦しています。特定の商品に特化したり、販売のやり方に工夫しない会社、お店はますます衰退するのではないかと思います。
一連のドタバタ劇の最中に、TVであるコメンテーターが、数年前、ダイエーの株価が持ち直した時、その売却益で負債の半分程度を相殺することができたが、銀行側が拒絶した、と言っていました。銀行側は、貸付利息が減ることに懸念したのでしょう。
銀行の企業に対する生かさず殺さずの姿勢が災いしたのではないでしょうか。今回の問題は、企業の姿勢ばかりでなく、銀行の体質にも問題があることがまたもや浮き彫りになったと思います。
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