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2019年6月18日 (火)

幸せをつなぐ オートクチュール宝飾サロン 「J.C.BAR ジェイシーバール」富山サロン


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上記の写真は、J.C. BAR より提供。

2019221日、ジュエリーサロン取材のためJR富山駅に降り立った私。改札口に佇み、携帯電話で誰かと話しているダンディーな姿は、遠くからでも今日初めてお目にかかる嶋直樹氏だとすぐわかった。

嶋直樹氏は、「オートクチュールジュエリーサロンJ.C. BAR ジェイシーバール」の2代目である。オーナー社長は、嶋龍人氏。嶋龍人氏は、「幸せをつなぐ宝石の伝道師」として地元のみならず宝飾業界でも名を馳せた宝石プロモーションのプロである。そのご子息の直樹氏は、地元では、その風貌と品の良さからか「王子」と呼ばれているようである。

直樹氏とは、SNSを介してもう9年ぐらいのお付き合いになる。それまで一度も会ったこともなく直接話したこともなかったのだが、なぜか旧知の仲のように迎えの車の中でも話しが弾んだ。聞くところによると、東京で宝飾業界とは全く別の業界にいた直樹氏は、約19年前に地元にUターンし、父親の経営する宝石店に入ることになったそうで、それまで宝石、ジュエリーの知識は全くなかったのだ。しかし、一念発起し、一般社団法人日本ジュエリー協会の「ジュエリーコーディネーター資格」の最高ランク「1級」を取得するに至っている。

さて、そういう話しを聞いているうちにJR富山駅から車で10分ほどのところにある「J.C BAR富山サロンに到着した。ジュエリーサロンは、ウッディー調でモダンな建物の中にある。モデルハウスをそのまま利用しているというサロンには、暖炉がある。床はピカピカのフローリング。どことなくカナダや北欧にあるログハウスを彷彿させ、サロン内は落ち着いた雰囲気が漂っている。

 

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上記の写真は、J.C. BAR より提供

圧巻は、チンボックスに入れられたダイヤモンドやカラーストーンのルースの数々。カラーストーンは、全て海外で仕入れているという。パールに関していえば、J.C.BARは、「無調色」花珠真珠のプロモーション、販売に力を注いでいる。養殖真珠のほとんどは、浜上げされたのち、調色という名のお化粧が施されている。真珠の高品質珠に「花珠」と言われているランクがあり、「無調色花珠」はそれだけで希少価値がある。ここでは、調色、花珠に関しての解説は省く。

話は変わるが、私は東京在住時、銀座と新宿の百貨店宝石サロン、海外ブランドジュエリー、国内有力ジュエリー専門店を定期的に定点観察していた。新宿で歩き疲れてコーヒータイムによく利用していたのが、「新宿高野」にあるフルーツパーラーである。そこで食べたフルーツサンドの美味しさに唸った私は、おきまりのパターンで、Googleで同店を検索。そうすると、同社の社長室長である「天野秀二」にヒットし、そこで同氏を知ることになる。

銀行から新宿高野・タカノフルーツパーラーに入社、同社の社長室長を務め、世界のフルーツを紹介し、各種イベントを企画し、「専門店永久不滅論」を主張した天野秀二氏。フルーツに関する知識のみならず、産地国の歴史、風土に関しての博学ぶりには頭が下がる。著書には、「くだもの風土記」「世界の果物雑学事典」「図説世界のくだもの366日事典」がある。

嶋直樹氏と知り合って感じることは、宝石、ジュエリーに関する情熱の熱さであり、その向上心である。さらに、ジュエリーという高級品を商うに値する人物で常にありたいという自覚がある。東京のフルーツ専門店として、新宿高野は、銀座千疋屋と双璧であろう。新宿高野の伝統を継承し、フルーツ業界に新風を吹き込んだ天野秀二氏。嶋直樹氏は、宝石、ジュエリー専門店における天野秀二氏になり得る存在であり、またITなどを活用して新境地を開拓していく人材でもある。

2019525日(土)〜62日(日)「世界でたった一つhonoka エメラルド展」が、金沢で開催された。共催は、ギャラリートネリコとオートクチュール宝飾サロンJ.C.BARである。エメラルドハンターとして、宝飾工芸家として、テレビ番組「情熱大陸」に出演した、川添微(かわぞえほのか)の個展を北陸金沢での開催にこぎつけた、J.C.BARの功績は大きい。

J.C.BARは、2019年、創業22年にあたる。それを記念して、誕生祭「バール・バース22」を同年621日〜23日富山サロンにて、628日〜30日金澤サロンにて開催される。J.C.BARは、「幸せをつなぐ オートクチュール宝飾サロン」として他の追随を許さない存在であり続ける、真の宝石、ジュエリー専門店である。

http://www.jc-bar.com/

facebook J.C.BAR

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